
職場や学校で暴力沙汰が起きたときは、止めに入るより、距離を取り、周囲を避難させ、管理者と警察・救急へつなぐことが安全です。
この状況では、逃げる・隠れる・通報する・証拠を残すことが最優先です。犯人や加害者と対決するより、自分と周囲の安全を確保します。
このページでは、対処を次の4つに分けて整理します。 「まず確認・確保すること」「絶対にやってはいけないこと」「相談・手続きの窓口」「日頃の備え」
まず確認・確保すること

- まず自分と周囲を安全な部屋、廊下、屋外へ移動させます。
- けが人がいれば119へ、暴力が続いている・凶器がある場合は110へ連絡します。
- 管理者、教職員、警備員へ知らせ、出入口や人の流れを整理します。
- 当事者を無理に押さえ込まず、距離と遮蔽物を確保します。
- 目撃したこと、時刻、場所、関係者、けがの有無を記録します。
絶対にやってはいけないこと

- 一人で割って入る。
- 動画撮影を優先して近づく。
- けが人を放置する。
- 内々で済ませようとして通報を遅らせる。
- 被害者を責めたり、無理にその場で話し合わせたりする。
相談・手続きの窓口

| 窓口 | 相談・手続きできること |
|---|---|
| 110 | 今まさに危険、犯罪被害、不審者、暴力、つきまとい、事件の通報 |
| 119 | けが人、急病、火災、爆発、救急搬送 |
| 警察相談専用電話 #9110 | 緊急ではないが警察に相談したい犯罪・防犯相談 |
| 最寄りの警察署・交番 | 被害届、相談、証拠提出、パトロール相談 |
| 消費者ホットライン 188 | 特殊詐欺、悪質商法、契約・金銭被害の相談 |
| 法テラス・弁護士 | 損害賠償、接近禁止、示談、法的手続きの相談 |
| 学校・勤務先・管理会社 | 安全確保、出入口管理、配置転換、記録、再発防止 |
職場では上司、人事、産業医、労基署、警察、弁護士が相談先になります。学校では教職員、教育委員会、警察、スクールカウンセラーへつなぎます。
日頃の備え

- 暴力・ハラスメント時の通報ルートを職場や学校で確認します。
- 非常口、避難場所、内線番号を共有します。
- 相談記録、診断書、写真、メールを保存します。
- 危険人物への対応を一人に任せない体制を作ります。
- 被害者が安心して離れられる場所と支援先を決めます。
本ページは一般的な情報をまとめたものです。今まさに危険がある場合は、ためらわず110または119へ連絡してください。証拠保全や法的対応は、警察、弁護士、専門機関の助言に従ってください。