車両火災に遭遇した

走行中や停車中に車から煙や炎が出ると、燃料、バッテリー、タイヤ、積載物によって急に危険が増します。まず乗員を車外へ出し、安全な距離を取ることが重要です。

この状況では、危険源から離れる・周囲に知らせる・119へつなぐことが最優先です。無理な消火や確認より、爆発・煙・有毒ガス・二次災害を避ける行動を取ります。

このページでは、対処を次の4つに分けて整理します。 「まず確認・確保すること」「絶対にやってはいけないこと」「相談・手続きの窓口」「日頃の備え

まず確認・確保すること

まず確認すること

車両火災では、車を安全な場所に止め、エンジンを切り、全員を離します。高速道路ではガードレールの外など、安全な退避場所を優先します。

  • 安全に停車する … 可能なら路肩や広い場所へ寄せ、ハザードを点けます。
  • 全員を車外へ出す … 荷物より人を優先し、車から十分離れます。
  • 119へ通報する … 場所、車種、燃えている場所、けが人、燃料や積載物を伝えます。
  • 高速道路では後方に注意する … 車内や車のすぐ後ろに残らず、ガードレール外などへ避難します。
  • 小さい火だけ消火器で対応 … ボンネット内部など見えない火に無理に近づきません。

絶対にやってはいけないこと

やってはいけないこと
  • ボンネットを勢いよく開ける … 空気が入り炎が大きくなることがあります。
  • 車に戻って荷物を取る … 爆発音、煙、有毒ガス、タイヤ破裂の危険があります。
  • 煙だけだから走り続ける … 火災や故障が悪化します。安全に停車します。
  • 道路上に立ち続ける … 後続車にはねられる危険があります。
  • 電気自動車・ハイブリッド車を自己判断で触る … 高電圧部位の危険があるため救助隊に任せます。

相談・手続きの窓口

相談先につなぐ
窓口相談・手続きできること
119火災・爆発・救急・救助。場所、危険物、けが人、逃げ遅れを伝える
110事故、危険区域、交通上の危険、犯罪性が疑われる場合
自治体・消防署罹災証明、防火相談、危険物・避難情報
電力・ガス会社ガス漏れ、漏電、供給停止、復旧確認
管理会社・施設管理者建物設備、避難誘導、被害確認、立入制限
保険会社火災保険・自動車保険・損害記録の相談
  • 高速道路では道路緊急ダイヤルや非常電話、警察・道路管理者にもつながります。
  • 保険会社には、消防・警察への届出、現場写真、レッカー手配の確認をします。

日頃の備え

日頃の備え
  • 車載消火器を検討する … 使い方と期限を確認します。
  • 異臭・警告灯を放置しない … 焦げ臭い、煙、異音、燃料臭は点検へ。
  • 車内にスプレー缶を放置しない … 高温で破裂することがあります。
  • 非常停止時の行動を知る … 三角表示板、発炎筒、退避場所を確認します。
  • 任意保険・ロードサービスを確認する … レッカー、代車、事故対応の連絡先を控えます。

本ページは一般的な情報をまとめたものです。火災・爆発時の行動は火元、危険物、建物、周囲の状況で変わります。具体的な判断は消防・警察・自治体・施設管理者などの指示に従ってください。