
寒波で室温が下がると、屋内でも低体温症になることがあります。震え、動きにくさ、ぼんやりする感じが出たら、単なる寒さではなく危険なサインです。
この状況では、危険な場所から離れる・正しい情報で判断する・早めに助けを呼ぶことが最優先です。様子を見に行くより、命を守る行動を先にします。
このページでは、対処を次の4つに分けて整理します。 「まず確認・確保すること」「絶対にやってはいけないこと」「相談・手続きの窓口」「日頃の備え」
まず確認・確保すること

- 風を避けられる暖かい場所へ移動し、濡れた服を脱いで乾いた服や毛布で体を包みます。
- 首、胸、腹、脚の付け根など体の中心をゆっくり温めます。
- 意識がはっきりして飲める場合は、温かい飲み物を少しずつ取ります。
- 反応が鈍い、震えが止まる、歩けない、会話がおかしい場合は119へ連絡します。
- 停電や暖房故障が続く場合は、避難所、親族宅、公共施設など暖かい場所への移動を検討します。
絶対にやってはいけないこと

- 意識が悪い人に無理に飲食させる。
- 急に熱い風呂へ入れる。
- アルコールで体を温めようとする。
- 一人で我慢して寝込む。
- 屋外用燃焼器具を換気なしで室内使用する。
相談・手続きの窓口

| 窓口 | 相談・手続きできること |
|---|---|
| 119 | 救急・救助。けが人、閉じ込め、命の危険がある場合 |
| 110 | 事故、危険区域、交通上の危険、犯罪性が疑われる場合 |
| 自治体の防災窓口 | 避難情報、避難所、支援制度、罹災証明 |
| 気象庁・自治体の防災情報 | 警報、危険度、避難情報、今後の見通し |
| 電力・ガス・水道会社 | 停電、断水、ガス、復旧確認 |
| 医療機関・救急相談 | 体調不良、低体温、持病、薬の相談 |
高齢者、乳幼児、持病のある人は悪化が早いことがあります。救急相談や119へ早めにつなぎ、停電や暖房停止が長引くときは自治体の避難所・福祉窓口も確認します。
日頃の備え

- 寒波前に暖房、毛布、カイロ、電池式ライト、モバイルバッテリーを準備します。
- 室温計を置き、寒い部屋で長時間過ごさないようにします。
- 停電時に使える暖房手段と、一酸化炭素中毒を避ける換気方法を確認します。
- 高齢者や一人暮らしの家族へ定期的に連絡する仕組みを作ります。
- 水道凍結、道路凍結、交通停止に備えて食料と水を多めに置きます。
本ページは一般的な情報をまとめたものです。災害時の行動は地域、地形、建物、気象情報で変わります。必ず自治体、気象庁、消防・警察などの最新情報に従ってください。