津波警報が出た

津波警報・大津波警報が出たときは、海岸や河口付近にいる人にとって一刻を争う状況です。津波は一度だけでなく繰り返し来ることがあり、川をさかのぼることもあります。

最優先は、海や川から離れ、より高い場所へすぐ避難することです。荷物、車、家族への長電話、海の様子確認より、避難を先にします。

このページでは、対処を次の4つに分けて整理します。 「まず確認・確保すること」「絶対にやってはいけないこと」「相談・手続きの窓口」「日頃の備え

まず確認・確保すること

まず確認すること

津波警報を見聞きしたら、確認より避難です。強い揺れや長い揺れを感じた場合は、警報を待たずに避難します。

  • ただちに高い場所へ逃げる … 高台、津波避難ビル、頑丈な高層階など、海・川から離れた高い場所を目指します。
  • 徒歩で避難する … 車は渋滞や道路損壊で動けなくなることがあります。地域の事情で車避難が指定されている場合を除き、徒歩を基本にします。
  • 河川・橋・海岸から離れる … 津波は川を遡上します。川沿いの道や橋の上に留まらないようにします。
  • 最低限の物だけ持つ … スマホ、薬、財布、上着程度にし、荷造りで時間を使いません。
  • 近くの人にも声をかける … 高齢者、子ども、観光客、外国人などが状況を理解していない場合があります。短く「高い場所へ」と伝えます。
  • 解除まで戻らない … 第2波、第3波が大きいことがあります。警報・注意報が解除されるまで海岸や自宅に戻りません。

絶対にやってはいけないこと

やってはいけないこと

津波では、好奇心や確認行動が命取りになります。見に行く、撮影する、戻る、迎えに行くを避けます。

  • 海の様子を見に行く … 波が見えてからでは間に合わないことがあります。絶対に近づきません。
  • 家に荷物を取りに戻る … 貴重品より避難が優先です。戻る判断は解除後にします。
  • 車で海沿いを移動する … 渋滞、冠水、瓦礫、橋の損傷で逃げ遅れる危険があります。
  • 警報解除前に戻る … 津波は何度も来ます。最初の波が小さくても安全とは限りません。
  • 地下・低地・河口付近に避難する … 浸水しやすい場所、地下街、アンダーパスには向かいません。

相談・手続きの窓口

相談先につなぐ
窓口相談・手続きできること
119救助・救急・火災
110事故・危険箇所・混乱時の通報
自治体・防災行政無線避難指示、避難所、津波避難ビル、支援情報
気象庁の津波情報津波警報・注意報、到達予想、観測情報
海上保安庁 118海上の事故・遭難
災害用伝言ダイヤル171安否連絡
  • 旅行先や出張先では、地元の避難誘導・避難ビル表示に従います。土地勘がなければ周囲の人と同じ方向へ高く逃げます。
  • 津波警報が解除された後も、道路・橋・堤防・建物の損傷に注意します。
  • 家族を迎えに行くより、事前に決めた避難場所と連絡方法を使う方が安全です。

日頃の備え

日頃の備え
  • 津波浸水想定区域を確認する … 自宅、職場、学校、旅行先のハザードマップを見ておきます。
  • 高台・避難ビルを複数決める … 夜間、雨、道路閉塞を考え、複数ルートを確認します。
  • 避難訓練で時間を測る … 実際に歩いて、何分で安全な高さに行けるか確認します。
  • 持ち出し品を軽くする … 逃げる速度を落とさない量にします。薬、眼鏡、スマホ充電、現金を優先します。
  • 家族と「迎えに行かない」ルールを決める … 各自が最寄りの高い場所へ逃げ、後で安否確認する約束にします。

本ページは一般的な情報をまとめたものです。津波時の避難は地域の地形・避難施設・警報内容で変わります。必ず気象庁、自治体、防災行政無線などの最新情報に従ってください。