
室内でガスの臭いがするときは、火災や爆発の危険があります。都市ガス・LPガスは臭いで気づけるようにされていますが、少しの火花でも着火することがあります。
この状況では、危険源から離れる・周囲に知らせる・119へつなぐことが最優先です。無理な消火や確認より、爆発・煙・有毒ガス・二次災害を避ける行動を取ります。
このページでは、対処を次の4つに分けて整理します。 「まず確認・確保すること」「絶対にやってはいけないこと」「相談・手続きの窓口」「日頃の備え」
まず確認・確保すること

ガス臭を感じたら、火を使わず、電気スイッチに触れず、窓や扉を開けて換気し、ガス会社へ連絡します。臭いが強い場合はすぐ屋外へ避難します。
- 火気を止める … コンロ、ライター、たばこ、暖房器具を使いません。
- 電気スイッチに触らない … 照明、換気扇、インターホン、コンセントの抜き差しで火花が出ることがあります。
- 窓や扉を開ける … 可能なら静かに換気します。換気扇は使いません。
- ガス栓・メーターを閉める … 安全にできる場合だけ閉めます。臭いが強ければ先に避難します。
- 屋外から連絡する … ガス会社、119、管理会社へ屋外から連絡します。
絶対にやってはいけないこと

- 換気扇を回す … スイッチの火花が危険です。
- 室内で電話や機器操作を続ける … 状況によっては着火源になり得ます。屋外へ出て連絡します。
- 臭いの場所を火で確認する … 絶対に火を近づけません。
- 自分で修理する … 配管・器具は専門業者に任せます。
- 臭いが薄いから放置する … 継続する臭いはすぐ相談します。
相談・手続きの窓口

| 窓口 | 相談・手続きできること |
|---|---|
| 119 | 火災・爆発・救急・救助。場所、危険物、けが人、逃げ遅れを伝える |
| 110 | 事故、危険区域、交通上の危険、犯罪性が疑われる場合 |
| 自治体・消防署 | 罹災証明、防火相談、危険物・避難情報 |
| 電力・ガス会社 | ガス漏れ、漏電、供給停止、復旧確認 |
| 管理会社・施設管理者 | 建物設備、避難誘導、被害確認、立入制限 |
| 保険会社 | 火災保険・自動車保険・損害記録の相談 |
- ガス会社には、住所、臭いの場所、いつから、ガス器具の種類、体調不良の有無を伝えます。
- 頭痛・吐き気・めまいなどがある場合は、換気と避難を優先し、医療相談につなぎます。
日頃の備え

- ガス警報器を設置・点検する … 設置場所や交換期限を確認します。
- ガス器具を定期点検する … 古いホース、接続部、劣化した器具を放置しません。
- 換気して使う … ガス器具使用中は換気を確保します。
- 元栓の位置を知る … 家族全員が閉め方を知っておきます。
- 異臭時の連絡先を控える … ガス会社、管理会社、119をすぐ出せるようにします。
本ページは一般的な情報をまとめたものです。火災・爆発時の行動は火元、危険物、建物、周囲の状況で変わります。具体的な判断は消防・警察・自治体・施設管理者などの指示に従ってください。