スプレー缶が熱で破裂しそう

スプレー缶、カセットボンベ、ライターなどがストーブや直射日光、火元の近くで熱くなっている状況です。

まず必要なのは、「近づかず、火気を避け、破裂のおそれがあれば周囲を離す」ことです。火災・爆発の危機では、数十秒の判断の遅れが煙の吸入や逃げ遅れにつながります。 このページでは、対処を次の4つに分けて整理します。「まず確認・確保すること」「絶対にやってはいけないこと」「相談・手続きの窓口」「日頃の備え」。

まず確認・確保すること

まず確認すること
  • 煙を吸わない位置へ移動し、周囲の人へ大声で知らせる。
  • 火や煙が広がっている、原因が分からない、爆発のおそれがある場合はすぐ119番する。
  • 初期消火は「小さい火」「逃げ道がある」「煙を吸わない」場合だけ行う。
  • 避難するときは可能ならドアを閉め、煙と炎の広がりを遅らせる。
  • 集合住宅・施設・職場では、管理者や周囲にも知らせ、誘導に従う。

絶対にやってはいけないこと

やってはいけないこと
  • 煙が濃い場所や爆発のおそれがある場所へ戻る。
  • 電気機器、油、バッテリー、化学物質の火に自己判断で水をかける。
  • 熱いドアを急に開ける、煙の流れる方向へ進む、エレベーターで避難する。
  • 熱くなったボンベ、電池、スプレー缶、燃料容器を素手で動かす。
  • 「まだ大丈夫」と通報を遅らせる、消火だけに集中して逃げ道を失う。

相談・手続きの窓口

相談先
~窓口~使う場面
119番火災、煙、爆発音、延焼、逃げ遅れ、原因不明の発煙
110番放火、不審物、不審者、事件性が疑われる場合
建物管理者・防災センター集合住宅、商業施設、ホテル、職場の避難誘導と設備確認
ガス会社・電力会社・設備会社ガス機器、電気設備、蓄電池、太陽光設備の安全確認
メーカー・販売店家電、バッテリー、暖房器具、乾燥機などの点検・リコール確認
保険会社・自治体被害届、罹災証明、住まい・生活再建の相談

日頃の備え

  • 消火器、住宅用火災警報器、懐中電灯を点検し、使い方を確認しておく。
  • ベランダ、廊下、玄関、非常口に物を置きすぎない。
  • 電池、スプレー缶、灯油、カセットボンベは熱源や直射日光から離して保管する。
  • 家電や延長コードの発熱、異臭、ほこり、破損を定期的に確認する。
  • 家族や同居人と、夜間・外出先・集合住宅での避難先を決めておく。

火や煙が見えたときは「消せるか」より先に「逃げられるか」を確認してください。迷ったら119番で状況を伝えることが、被害を小さくする行動です。