浴槽で家族が溺れていた

浴槽で家族が沈んでいる、反応がない、呼吸がおかしい場合は、家庭内でも命に関わる緊急事態です。すぐ119へつなぎ、呼吸確認と応急手当に移ります。

この状況では、命と安全を最優先にする・一人で抱え込まない・早く専門窓口へつなぐことが大切です。家の中の出来事でも、危険があれば迷わず119や110を使います。

このページでは、対処を次の4つに分けて整理します。 「まず確認・確保すること」「絶対にやってはいけないこと」「相談・手続きの窓口」「日頃の備え

まず確認・確保すること

まず確認すること
  • まず浴槽から顔を水面上に出し、安全に引き上げられるなら浴槽外へ移します。
  • 反応と呼吸を確認し、すぐ119へ連絡します。
  • 呼吸が普段どおりでなければ、119の指示に従って胸骨圧迫を始めます。
  • 濡れた体を拭き、保温しながら救急隊を待ちます。
  • 入浴中の病気、転倒、飲酒、薬、持病の情報を救急隊へ伝えます。

絶対にやってはいけないこと

やってはいけないこと
  • 様子を見るために通報を遅らせる。
  • 水を吐かせようとして時間を使う。
  • 意識がない人に水や薬を飲ませる。
  • 一人で抱えて腰を痛めるほど無理に引き上げる。
  • 事故後に元気そうでも受診相談をしない。

相談・手続きの窓口

相談先につなぐ
窓口相談・手続きできること
119救急・救助。意識がない、溺水、転落、誤飲、命の危険
110行方不明、事件性、不審者、事故、緊急の捜索相談
自治体・警察署高齢者の行方不明、見守り登録、防災・福祉支援
医療機関・救急相談けが、誤飲、転落後の受診判断
管理会社・大家鍵、設備、水漏れ、建物内トラブル
専門業者・保険会社鍵開け、修理、復旧、補償確認

浴槽での溺水は、救出後に呼吸状態が悪化することがあります。高齢者、乳幼児、飲酒後、持病がある場合は特に早めに119または医療機関へつなぎます。

日頃の備え

日頃の備え
  • 乳幼児を浴室や浴槽に一人にしません。
  • 高齢者の入浴前後に声かけし、長湯や飲酒後入浴を避けます。
  • 浴槽の水をためたままにしない、浴室の鍵を外から開けられるようにします。
  • ヒートショック対策として脱衣所と浴室を温めます。
  • 心肺蘇生と119通報の流れを家族で確認します。

本ページは一般的な情報をまとめたものです。子ども、高齢者、持病のある人、ペットが関わる危機では、状態が急に変わることがあります。判断に迷う場合は、自己判断で様子見を続けず119・110・医療機関・自治体などへ相談してください。