高齢の家族が行方不明になった

高齢の家族が戻らない、認知症があり外出先が分からない場合は、疲労、転倒、熱中症、低体温、交通事故の危険があります。ためらわず早めに相談します。

この状況では、命と安全を最優先にする・一人で抱え込まない・早く専門窓口へつなぐことが大切です。家の中の出来事でも、危険があれば迷わず119や110を使います。

このページでは、対処を次の4つに分けて整理します。 「まず確認・確保すること」「絶対にやってはいけないこと」「相談・手続きの窓口」「日頃の備え

まず確認・確保すること

まず確認すること
  • 最後に見た時刻、服装、持ち物、靴、よく行く場所を確認します。
  • 自宅周辺、いつもの散歩道、駅、バス停、病院、スーパー、以前住んでいた場所を手分けして確認します。
  • スマホ、見守り端末、交通系IC、財布、診察券などの手がかりを確認します。
  • 見つからない場合は、早めに110へ相談します。
  • 持病、薬、認知症の有無、歩行能力、連絡先を警察へ伝えます。

絶対にやってはいけないこと

やってはいけないこと
  • 「近所だから」と夜まで待つ。
  • 家族だけで探し続け、警察への相談を遅らせる。
  • 叱責や責める言葉で、見つかった後の安心を壊す。
  • SNSに個人情報を無制限に出す。
  • 車で探す人と徒歩で探す人の連絡を取らず、情報が散らばる。

相談・手続きの窓口

相談先につなぐ
窓口相談・手続きできること
119救急・救助。意識がない、溺水、転落、誤飲、命の危険
110行方不明、事件性、不審者、事故、緊急の捜索相談
自治体・警察署高齢者の行方不明、見守り登録、防災・福祉支援
医療機関・救急相談けが、誤飲、転落後の受診判断
管理会社・大家鍵、設備、水漏れ、建物内トラブル
専門業者・保険会社鍵開け、修理、復旧、補償確認

自治体や警察には、認知症高齢者の見守り登録、メール配信、防災無線、協力機関への情報共有制度がある場合があります。地域の制度を確認します。

日頃の備え

日頃の備え
  • 最近の写真、身長、服装の特徴、よく行く場所を家族で共有します。
  • 靴や持ち物に名前・連絡先を入れる方法を検討します。
  • 見守り端末、GPS、地域の登録制度を活用します。
  • 外出パターンが変わったら、早めにケアマネジャーや医師へ相談します。
  • 探すときの連絡網、警察へ伝える情報リストを作ります。

本ページは一般的な情報をまとめたものです。子ども、高齢者、持病のある人、ペットが関わる危機では、状態が急に変わることがあります。判断に迷う場合は、自己判断で様子見を続けず119・110・医療機関・自治体などへ相談してください。