
食べ物、薬、虫刺されなどのあとに、息苦しさ、じんましん、顔や喉の腫れ、腹痛、嘔吐、ぐったりする症状が急に出たら、アナフィラキシーの可能性があります。
この状況では、119へつなぐ・呼吸と意識を確認する・無理に動かさないことが最優先です。判断に迷う症状ほど、早めに救急へ相談します。
このページでは、対処を次の4つに分けて整理します。 「まず確認・確保すること」「絶対にやってはいけないこと」「相談・手続きの窓口」「日頃の備え」
まず確認・確保すること

- すぐ119へ連絡し、原因と思われる物、症状、発症時刻を伝えます。
- 本人を楽な姿勢にし、息苦しい場合は上体を起こします。
- 医師からアドレナリン自己注射薬を処方されている場合は、本人または周囲が指示どおり使用できるよう支援します。
- 意識が悪い、呼吸が弱い場合は、119の指示に従って心肺蘇生につなげます。
- 原因物質をこれ以上摂取・接触しないよう離します。
絶対にやってはいけないこと

- 様子を見るだけで通報を遅らせる。
- 処方されていない薬で済ませようとする。
- 息苦しい人を無理に寝かせる。
- 意識が悪い人に飲食させる。
- 一度良くなったからと医療確認をやめる。
相談・手続きの窓口

| 窓口 | 相談・手続きできること |
|---|---|
| 119 | 救急車の要請、応急手当の指示、搬送先調整 |
| #7119等の救急安心センター | 救急車を呼ぶか迷うときの相談。実施地域は自治体により異なる |
| 医療機関・かかりつけ医 | 受診、持病、薬、経過観察の相談 |
| 休日夜間急患センター | 夜間・休日の受診先確認 |
| 家族・同居人・職場 | 付き添い、持病や薬の情報共有、搬送後の連絡 |
| 薬局・お薬手帳 | 服薬中の薬、アレルギー、既往歴の確認 |
アナフィラキシーは一度改善しても再び悪化することがあります。救急隊には、アレルギー歴、食べた物、薬、虫刺され、自己注射薬の使用有無を伝えます。
日頃の備え

- アレルギーの原因、症状、緊急時の対応を家族・学校・職場と共有します。
- 処方された自己注射薬の期限と保管場所を確認します。
- 外食や旅行では原因食材を確認します。
- 医療情報カードやアレルギー表示を携帯します。
- 虫刺され歴がある人は、屋外活動時の服装や薬を主治医と相談します。
本ページは一般的な情報をまとめたものです。症状が重い、急に悪化した、判断に迷う場合は、自己判断で様子見を続けず119または医療機関へ相談してください。