家族が倒れて意識がない

家族が倒れて意識がないときは、原因を探すより先に呼吸確認と119です。呼吸が普段どおりでなければ、心肺蘇生とAEDが必要になることがあります。

この状況では、119へつなぐ・呼吸と意識を確認する・無理に動かさないことが最優先です。判断に迷う症状ほど、早めに救急へ相談します。

このページでは、対処を次の4つに分けて整理します。 「まず確認・確保すること」「絶対にやってはいけないこと」「相談・手続きの窓口」「日頃の備え

まず確認・確保すること

まず確認すること
  • 周囲の安全を確認し、肩をたたいて声をかけます。
  • 反応がなければ119へ通報し、近くの人にAEDを頼みます。
  • 胸や腹の動きで呼吸を確認します。普段どおりでなければ、119の指示に従って胸骨圧迫を始めます。
  • AEDが届いたら音声指示に従います。
  • 呼吸がある場合は、吐物で詰まらないよう注意しながら救急隊を待ちます。

絶対にやってはいけないこと

やってはいけないこと
  • 意識がない人に水や薬を飲ませる。
  • 反応がないのに寝かせて様子を見る。
  • 呼吸確認に時間をかけすぎる。
  • AEDを怖がって使わない。
  • 倒れた原因を調べるために通報を遅らせる。

相談・手続きの窓口

相談先につなぐ
窓口相談・手続きできること
119救急車の要請、応急手当の指示、搬送先調整
#7119等の救急安心センター救急車を呼ぶか迷うときの相談。実施地域は自治体により異なる
医療機関・かかりつけ医受診、持病、薬、経過観察の相談
休日夜間急患センター夜間・休日の受診先確認
家族・同居人・職場付き添い、持病や薬の情報共有、搬送後の連絡
薬局・お薬手帳服薬中の薬、アレルギー、既往歴の確認

119では、年齢、性別、発見時刻、意識・呼吸の有無、持病、薬、倒れた状況を伝えます。救急隊到着まで電話を切らず、指示を受けます。

日頃の備え

日頃の備え
  • AEDの設置場所を自宅、職場、マンション、学校で確認します。
  • 家族の持病、薬、アレルギー、かかりつけ医を共有します。
  • 心肺蘇生の講習を受けます。
  • 緊急連絡先と医療情報を冷蔵庫や財布にまとめます。
  • 高齢者や持病のある家族の異変に気づける連絡習慣を作ります。

本ページは一般的な情報をまとめたものです。症状が重い、急に悪化した、判断に迷う場合は、自己判断で様子見を続けず119または医療機関へ相談してください。