
頭を強く打った後は、最初は元気に見えても、あとから意識障害、吐き気、頭痛、けいれんが出ることがあります。危険サインがあればすぐ119です。
この状況では、119へつなぐ・呼吸と意識を確認する・無理に動かさないことが最優先です。判断に迷う症状ほど、早めに救急へ相談します。
このページでは、対処を次の4つに分けて整理します。 「まず確認・確保すること」「絶対にやってはいけないこと」「相談・手続きの窓口」「日頃の備え」
まず確認・確保すること

- 打った状況、時刻、意識を失ったか、吐いたかを確認します。
- 強い頭痛、繰り返す嘔吐、意識がぼんやりする、けいれん、手足の麻痺があれば119へ連絡します。
- 首や背中を痛がる場合は、無理に動かしません。
- 出血がある場合は清潔な布で軽く押さえます。
- 症状が軽くても、子ども、高齢者、抗凝固薬を飲んでいる人は医療機関へ相談します。
絶対にやってはいけないこと

- すぐ寝かせて長時間放置する。
- 意識が悪い人に水や薬を飲ませる。
- 首を強く動かす。
- 飲酒、運転、入浴、運動を再開する。
- 「たんこぶだけ」と自己判断で危険サインを見逃す。
相談・手続きの窓口

| 窓口 | 相談・手続きできること |
|---|---|
| 119 | 救急車の要請、応急手当の指示、搬送先調整 |
| #7119等の救急安心センター | 救急車を呼ぶか迷うときの相談。実施地域は自治体により異なる |
| 医療機関・かかりつけ医 | 受診、持病、薬、経過観察の相談 |
| 休日夜間急患センター | 夜間・休日の受診先確認 |
| 家族・同居人・職場 | 付き添い、持病や薬の情報共有、搬送後の連絡 |
| 薬局・お薬手帳 | 服薬中の薬、アレルギー、既往歴の確認 |
119や医療機関には、落ちた高さ、ぶつけた物、意識消失の有無、嘔吐、薬、持病を伝えます。受診後も悪化サインがあれば再相談します。
日頃の備え

- 家庭内の転倒しやすい場所を減らします。
- 自転車、スポーツ、作業ではヘルメットを使います。
- 高齢者の転倒対策、手すり、照明を整えます。
- 子どもが高所に登れる家具配置を見直します。
- 持病や服薬情報を家族で共有します。
本ページは一般的な情報をまとめたものです。症状が重い、急に悪化した、判断に迷う場合は、自己判断で様子見を続けず119または医療機関へ相談してください。