
低体温症は、寒い屋外だけでなく、屋内の寒さ、濡れた服、長時間の停電、飲酒後などでも起こります。震え、動きにくさ、ぼんやりする、受け答えがおかしい場合は危険です。
この状況では、119へつなぐ・呼吸と意識を確認する・無理に動かさないことが最優先です。判断に迷う症状ほど、早めに救急へ相談します。
このページでは、対処を次の4つに分けて整理します。 「まず確認・確保すること」「絶対にやってはいけないこと」「相談・手続きの窓口」「日頃の備え」
まず確認・確保すること

- すぐ寒さ、風、雨を避け、暖かい場所へ移動します。
- 濡れた服を脱がせ、乾いた服や毛布で体を包みます。
- 首、胸、腹、脚の付け根など体の中心をゆっくり温めます。
- 意識がはっきりして飲める場合だけ、温かい飲み物を少しずつ取ります。
- 反応が鈍い、震えが止まる、歩けない、意識が悪い場合は119へ連絡します。
絶対にやってはいけないこと

- 急に熱い風呂へ入れる。
- 手足だけを強くこする。
- 意識が悪い人に飲食させる。
- アルコールで温めようとする。
- 寒い場所で「もう少し」と我慢する。
相談・手続きの窓口

| 窓口 | 相談・手続きできること |
|---|---|
| 119 | 救急車の要請、応急手当の指示、搬送先調整 |
| #7119等の救急安心センター | 救急車を呼ぶか迷うときの相談。実施地域は自治体により異なる |
| 医療機関・かかりつけ医 | 受診、持病、薬、経過観察の相談 |
| 休日夜間急患センター | 夜間・休日の受診先確認 |
| 中毒110番・保健所等 | 誤飲、食中毒、感染症、毒物に関する相談 |
| よりそいホットライン・こころの健康相談等 | 強い希死念慮、自傷衝動、精神的危機の相談 |
低体温症は救助後も悪化することがあります。119や医療機関には、寒さにさらされた時間、濡れたか、意識、持病、飲酒や薬の有無を伝えます。
日頃の備え

- 防寒具、雨具、非常用毛布、カイロを備えます。
- 停電時に使える暖房手段と換気の注意を確認します。
- 冬の外出や登山では、汗冷えを避ける服装にします。
- 高齢者や一人暮らしの人へ寒波時に声かけします。
- 室温計を置き、寒い部屋で長時間過ごさないようにします。
本ページは一般的な情報をまとめたものです。症状が重い、急に悪化した、判断に迷う場合は、自己判断で様子見を続けず119または医療機関へ相談してください。自分や誰かを傷つけそうな切迫した危険がある場合も、すぐ119または110へ連絡してください。