毒物・薬品を誤飲した

薬、洗剤、農薬、漂白剤、ボタン電池、化粧品などを誤って飲んだときは、物によって対応が大きく違います。自己判断で吐かせず、すぐ相談先へつなぎます。

この状況では、119へつなぐ・呼吸と意識を確認する・無理に動かさないことが最優先です。判断に迷う症状ほど、早めに救急へ相談します。

このページでは、対処を次の4つに分けて整理します。 「まず確認・確保すること」「絶対にやってはいけないこと」「相談・手続きの窓口」「日頃の備え

まず確認・確保すること

まず確認すること
  • 何を、どれくらい、いつ飲んだかを確認します。容器や袋を捨てずに残します。
  • 意識が悪い、呼吸がおかしい、けいれん、強い痛みがある場合は119へ連絡します。
  • 症状が軽くても、中毒110番、医療機関、救急相談へ確認します。
  • 口の中に残っている物は、無理のない範囲で取り除きます。
  • 受診時は、飲んだ物の容器、成分表示、薬のシートを持参します。

絶対にやってはいけないこと

やってはいけないこと
  • 無理に吐かせる。
  • 牛乳や水を飲ませればよいと決めつける。
  • 意識が悪い人に飲食させる。
  • 容器や薬のシートを捨てる。
  • 子どもの誤飲を叱って、何を飲んだか聞き出せなくする。

相談・手続きの窓口

相談先につなぐ
窓口相談・手続きできること
119救急車の要請、応急手当の指示、搬送先調整
#7119等の救急安心センター救急車を呼ぶか迷うときの相談。実施地域は自治体により異なる
医療機関・かかりつけ医受診、持病、薬、経過観察の相談
休日夜間急患センター夜間・休日の受診先確認
中毒110番・保健所等誤飲、食中毒、感染症、毒物に関する相談
よりそいホットライン・こころの健康相談等強い希死念慮、自傷衝動、精神的危機の相談

中毒相談では、年齢、体重、飲んだ物、量、時刻、症状を聞かれます。強酸・強アルカリ、石油製品、ボタン電池、農薬、処方薬の大量摂取は特に急いで相談してください。

日頃の備え

日頃の備え
  • 薬、洗剤、農薬、電池は子どもや認知症の人の手が届かない場所に保管します。
  • 飲料ボトルへ薬品を移し替えません。
  • 薬は一包化や管理ケースを使い、飲み間違いを減らします。
  • 中毒110番や救急相談の連絡先を控えます。
  • 古い薬品や不要な薬を整理します。

本ページは一般的な情報をまとめたものです。症状が重い、急に悪化した、判断に迷う場合は、自己判断で様子見を続けず119または医療機関へ相談してください。自分や誰かを傷つけそうな切迫した危険がある場合も、すぐ119または110へ連絡してください。