
けいれん発作では、周囲が慌てて押さえつけたり口に物を入れたりすると危険です。安全な空間を作り、時間を測り、必要なら119へつなぎます。
この状況では、119へつなぐ・呼吸と意識を確認する・無理に動かさないことが最優先です。判断に迷う症状ほど、早めに救急へ相談します。
このページでは、対処を次の4つに分けて整理します。 「まず確認・確保すること」「絶対にやってはいけないこと」「相談・手続きの窓口」「日頃の備え」
まず確認・確保すること

- 周囲の硬い物、家具、危険物をどかし、頭を守ります。
- 発作が始まった時刻を確認します。
- 体を押さえつけず、呼吸しやすいよう見守ります。
- 発作が5分以上続く、繰り返す、初めての発作、けが、妊娠、糖尿病、水中で起きた場合は119へ連絡します。
- 発作後は横向きにして、意識が戻るまでそばで見守ります。
絶対にやってはいけないこと

- 口に指、箸、タオルなどを入れる。
- 体を力ずくで押さえつける。
- 水や薬を飲ませる。
- 発作後すぐ立たせて歩かせる。
- 撮影や見物で本人の尊厳を傷つける。
相談・手続きの窓口

| 窓口 | 相談・手続きできること |
|---|---|
| 119 | 救急車の要請、応急手当の指示、搬送先調整 |
| #7119等の救急安心センター | 救急車を呼ぶか迷うときの相談。実施地域は自治体により異なる |
| 医療機関・かかりつけ医 | 受診、持病、薬、経過観察の相談 |
| 休日夜間急患センター | 夜間・休日の受診先確認 |
| 家族・同居人・職場 | 付き添い、持病や薬の情報共有、搬送後の連絡 |
| 薬局・お薬手帳 | 服薬中の薬、アレルギー、既往歴の確認 |
医療者には、発作の時間、動き方、意識の戻り方、けが、発熱、持病、薬を伝えます。本人の希望が分かる場合は、持病情報や救急カードも確認します。
日頃の備え

- てんかんなどの持病がある人は、発作時の対応を家族や職場に共有します。
- 薬を切らさないよう管理します。
- 緊急連絡先、持病、薬を書いたカードを持ちます。
- 入浴、運転、高所作業などは主治医の指示に従います。
- 周囲の人は、押さえない・口に入れない・時間を測ることを覚えます。
本ページは一般的な情報をまとめたものです。症状が重い、急に悪化した、判断に迷う場合は、自己判断で様子見を続けず119または医療機関へ相談してください。