
「今、自分を傷つけそう」「一人でいたら危ない」と感じるときは、意志の弱さではなく緊急事態です。危険な物から離れ、一人にならず、今すぐ人や窓口につながります。
この状況では、119へつなぐ・呼吸と意識を確認する・無理に動かさないことが最優先です。判断に迷う症状ほど、早めに救急へ相談します。
このページでは、対処を次の4つに分けて整理します。 「まず確認・確保すること」「絶対にやってはいけないこと」「相談・手続きの窓口」「日頃の備え」
まず確認・確保すること

- 自分を傷つける手段になりそうな物、薬、刃物、ひも、車の鍵などから離れます。
- 一人にならず、家族、友人、近所の人、職場、学校へ「今危ない」と短く伝えます。
- すぐ実行しそう、止められない、誰かを傷つけそうな場合は119または110へ連絡します。
- 電話が難しければ、相談窓口のチャット、SNS相談、救急外来、近くの人へのメッセージを使います。
- 今夜を越えることだけを目標にし、判断や大きな決断は先送りします。
絶対にやってはいけないこと

- 一人で危険な場所へ行く。
- 「迷惑だから」と誰にも言わない。
- 酒や薬で気持ちを抑えようとする。
- 遺書、退職、別れ話など大きな決断をその場で進める。
- 相談相手が一人つながらなかっただけで諦める。
相談・手続きの窓口

| 窓口 | 相談・手続きできること |
|---|---|
| 119 | 救急車の要請、応急手当の指示、搬送先調整 |
| #7119等の救急安心センター | 救急車を呼ぶか迷うときの相談。実施地域は自治体により異なる |
| 医療機関・かかりつけ医 | 受診、持病、薬、経過観察の相談 |
| 休日夜間急患センター | 夜間・休日の受診先確認 |
| 中毒110番・保健所等 | 誤飲、食中毒、感染症、毒物に関する相談 |
| よりそいホットライン・こころの健康相談等 | 強い希死念慮、自傷衝動、精神的危機の相談 |
日本では、よりそいホットライン、こころの健康相談統一ダイヤル、自治体の精神保健福祉センター、救急外来などが相談先になります。切迫した危険がある場合は、相談窓口より119・110を優先します。
日頃の備え

- 調子が悪いときに連絡する人を3人以上決め、メモしておきます。
- 危険な物や薬の保管を、家族や支援者と相談します。
- 主治医、カウンセラー、学校・職場の相談窓口につながっておきます。
- 眠れない、食べられない、希死念慮が強いなど悪化サインを記録します。
- 「危ない夜の行動リスト」を作り、外へ出ない、誰かに連絡する、救急へ行く順番を決めます。
本ページは一般的な情報をまとめたものです。症状が重い、急に悪化した、判断に迷う場合は、自己判断で様子見を続けず119または医療機関へ相談してください。自分や誰かを傷つけそうな切迫した危険がある場合も、すぐ119または110へ連絡してください。