
手元資金が少なく、食費、家賃、医療費、交通費などの支払いが厳しい状況です。恥ずかしさよりも、早く公的支援につながることが大切です。
まず必要なのは、「今日必要な支出を分け、自治体の生活困窮相談へ連絡する」ことです。お金や仕事の危機では、焦って約束・署名・追加送金をすると選択肢が狭くなることがあります。 このページでは、対処を次の4つに分けて整理します。「まず確認・確保すること」「絶対にやってはいけないこと」「相談・手続きの窓口」「日頃の備え」。
まず確認・確保すること

- 通知、契約書、請求書、給与明細、取引画面、メール、通話履歴などを消さずに保存する。
- 支払期限、退去期限、回答期限、停止予定日など「いつまでに何が起きるか」を紙に書き出す。
- 相手に連絡する場合は、日時・担当者名・内容を記録し、感情的なやり取りを避ける。
- 今日必要な生活費、住まい、食事、医療、交通を分けて確認する。
- 一人で判断しにくい場合は、家族・信頼できる人・公的窓口・法律相談のどれかに早く共有する。
絶対にやってはいけないこと

- 内容を確認しないまま署名、念書、示談、退職届、借用書、支払い約束をする。
- 返済や支払いのために高金利の借入、闇金、名義貸し、口座売買に手を出す。
- 証拠になりそうな通知やメッセージを捨てる、削除する、相手に返してしまう。
- 「今日中だけ」「内緒で」と急がされて、追加送金や個人情報の提出をする。
- 恥ずかしさや怒りで放置し、期限を過ぎてから相談する。
相談・手続きの窓口

| ~窓口 | ~使う場面 |
|---|---|
| 消費者ホットライン 188 | 詐欺的な契約、フリマ・副業・投資トラブル、返金交渉の相談 |
| 労働基準監督署・総合労働相談コーナー | 賃金未払い、解雇、退職妨害、懲戒、職場トラブル |
| ハローワーク | 失業、内定取消、再就職、雇用保険の相談 |
| 法テラス・弁護士会 | 借金、保証、契約、損害賠償、法的対応が必要な場合 |
| 自治体の生活困窮者自立相談支援窓口 | 生活費、住まい、公共料金、家計の立て直し |
| 金融機関・カード会社・決済会社 | 不正利用、口座凍結、返済条件の変更 |
| 税務署・年金事務所・自治体税窓口 | 税金、年金、保険料の分納・猶予・免除 |
| 警察 110 / 警察相談専用電話 #9110 | 詐欺、脅迫、口座売買、犯罪に巻き込まれた疑い |
日頃の備え
- 契約書、給与明細、請求書、領収書、重要メールは紙とデータの両方で保管する。
- 家賃、公共料金、税金、返済の期限を一覧にして、遅れそうな時点で相談する。
- パスワード、二段階認証、決済通知、カード利用通知を設定する。
- 収入が止まった時の連絡先として、勤務先、金融機関、自治体、法律相談をメモしておく。
- 「一人で抱えない」ために、相談できる人と窓口を普段から決めておく。
支払い・契約・仕事の危機は、早く相談するほど選択肢が残ります。脅されたり急がされたりしている場合ほど、いったん記録を残し、第三者につないでください。