登山中に道に迷った

登山中に道に迷ったとき、焦って下ろうとすると沢や崖へ入り込み、状況が悪化します。立ち止まり、位置を確認し、早めに助けを呼ぶことが重要です。

この状況では、自分の安全を確保する・体力を温存する・早く救助につなげることが最優先です。焦って動き回るほど、低体温、溺水、滑落、二次遭難の危険が高まります。

このページでは、対処を次の4つに分けて整理します。 「まず確認・確保すること」「絶対にやってはいけないこと」「相談・手続きの窓口」「日頃の備え

まず確認・確保すること

まず確認すること
  • まず立ち止まり、来た道、現在地、時刻、体力、天候を確認します。
  • 地図、GPS、登山アプリ、標識、地形で現在地を推定します。
  • 来た道が確実に分かる場合だけ引き返します。分からない場合は無理に進みません。
  • 携帯がつながるうちに110または119へ相談し、位置情報を送ります。
  • 寒さ、雨、日没に備え、風を避けて体力と電池を温存します。

絶対にやってはいけないこと

やってはいけないこと
  • 早く下りようとして沢へ降りる。
  • 勘で獣道や薄い踏み跡へ入る。
  • 電池を使い切るまで地図アプリを開き続ける。
  • 暗くなってから無理に歩く。
  • 家族や同行者に連絡せず単独で動き回る。

相談・手続きの窓口

相談先につなぐ
窓口相談・手続きできること
119救急・救助。溺水、低体温、けが、滑落、意識障害
110行方不明、遭難、事故、危険区域、事件性がある場合
118海上の事故・救助。海で流された、船・釣り場の事故
海水浴場・施設管理者監視員、救護所、避難誘導、危険情報
警察・消防・山岳救助登山中の遭難、滑落、行方不明、救助要請
自治体・気象情報大雨、増水、雷、土砂災害、避難情報

山岳遭難は警察、消防、自治体の山岳救助につながります。通報時は登山口、予定ルート、現在地、服装、装備、人数、体調を伝えます。

日頃の備え

日頃の備え
  • 登山届を出し、家族へルートと下山予定時刻を共有します。
  • 紙の地図、コンパス、予備バッテリー、ライト、防寒具、雨具を持ちます。
  • オフライン地図を事前に保存します。
  • 天候悪化や日没前に引き返す判断基準を決めます。
  • 単独登山では特に、連絡手段と予備計画を厚くします。

本ページは一般的な情報をまとめたものです。水辺や山では、天候、地形、水温、流れ、装備、体力で危険度が大きく変わります。必ず消防・警察・海上保安庁・施設管理者などの指示に従ってください。