
飛行機の緊急着陸では、短時間で乗務員の指示を理解し、姿勢を取り、着陸後に素早く避難する必要があります。パニックよりも、案内に従うことが安全につながります。
この状況では、係員の指示を聞く・落ち着いて安全行動を取る・体調不良を早く伝えることが最優先です。自己判断で危険な場所へ動かず、避難誘導に従います。
このページでは、対処を次の4つに分けて整理します。 「まず確認・確保すること」「絶対にやってはいけないこと」「相談・手続きの窓口」「日頃の備え」
まず確認・確保すること

- 乗務員の説明を聞き、シートベルト、背もたれ、テーブル、手荷物を確認します。
- 指示された防御姿勢を取り、頭と首を守ります。
- 着陸後は、乗務員の指示があるまで勝手に席を立ちません。
- 避難時は手荷物を持たず、低い姿勢で出口へ向かいます。
- けが、体調不良、同行者の不在は、乗務員や空港係員へすぐ伝えます。
絶対にやってはいけないこと

- 手荷物を取り出して避難を遅らせる。
- 乗務員の指示を聞かずに通路へ出る。
- 脱出スライドで荷物を持つ、ヒールのまま滑る。
- 機体の近くで立ち止まって撮影する。
- 体調不良を我慢して移動し続ける。
相談・手続きの窓口

| 窓口 | 相談・手続きできること |
|---|---|
| 119 | けが、急病、閉じ込め、低体温、命の危険 |
| 110 | 事故、危険行為、避難時の混乱、犯罪性がある場合 |
| 航空会社・空港係員 | 搭乗便、避難、振替、手荷物、補償案内 |
| 船会社・海上保安庁 118 | 海上事故、救助、船舶の危険 |
| 建物管理会社・エレベーター保守会社 | 閉じ込め、復旧、点検、救出対応 |
| 旅行保険・保険会社 | 事故後の補償、通院、宿泊・移動費の確認 |
着陸後は、航空会社や空港係員から避難場所、振替、手荷物、宿泊などの案内を受けます。けがや強い不安がある場合は医療スタッフにつなげてもらいます。
日頃の備え

- 搭乗時に非常口、救命胴衣、安全カードを確認します。
- 常備薬、眼鏡、緊急連絡先は身につけておきます。
- 旅行保険、航空会社アプリ、予約番号をすぐ出せるようにします。
- 動きやすい服装と靴で搭乗します。
- 子どもや同行者と、避難時は荷物を持たないことを共有します。
本ページは一般的な情報をまとめたものです。航空機、船舶、エレベーターなどの事故では、乗務員、船員、管理者、消防・警察・海上保安庁などの指示を優先してください。