
エレベーターに閉じ込められると、不安で無理に出たくなります。しかし、扉をこじ開けたり、天井から脱出しようとすると重大事故につながります。
この状況では、係員の指示を聞く・落ち着いて安全行動を取る・体調不良を早く伝えることが最優先です。自己判断で危険な場所へ動かず、避難誘導に従います。
このページでは、対処を次の4つに分けて整理します。 「まず確認・確保すること」「絶対にやってはいけないこと」「相談・手続きの窓口」「日頃の備え」
まず確認・確保すること

- 非常ボタンやインターホンで、管理会社・保守会社へ連絡します。
- 建物名、階数表示、人数、体調、閉じ込められている時間を伝えます。
- 携帯がつながる場合は、家族、勤務先、必要なら119へ連絡します。
- 暑さ、寒さ、気分不良があれば早めに伝え、座って体力を温存します。
- 救出まで扉から離れ、係員の指示を待ちます。
絶対にやってはいけないこと

- 扉を無理にこじ開ける。
- 天井や点検口から脱出しようとする。
- 飛び跳ねたり、強く揺らしたりする。
- 体調不良を我慢して黙っている。
- 復旧直後に慌てて飛び出す。
相談・手続きの窓口

| 窓口 | 相談・手続きできること |
|---|---|
| 119 | けが、急病、閉じ込め、低体温、命の危険 |
| 110 | 事故、危険行為、避難時の混乱、犯罪性がある場合 |
| 航空会社・空港係員 | 搭乗便、避難、振替、手荷物、補償案内 |
| 船会社・海上保安庁 118 | 海上事故、救助、船舶の危険 |
| 建物管理会社・エレベーター保守会社 | 閉じ込め、復旧、点検、救出対応 |
| 旅行保険・保険会社 | 事故後の補償、通院、宿泊・移動費の確認 |
閉じ込めが長い、体調不良者がいる、子どもや高齢者がいる場合は119も選択肢です。建物管理会社、警備員、保守会社には、人数と体調を繰り返し伝えます。
日頃の備え

- エレベーター内の非常ボタンとインターホンの位置を確認します。
- 災害時や停電時は、階段を使う判断も持ちます。
- スマホの充電を保ち、緊急連絡先を登録します。
- 閉所が苦手な人は、深呼吸や座る場所を決めるなど落ち着く方法を用意します。
- マンションや職場の管理会社・防災センターの連絡先を知っておきます。
本ページは一般的な情報をまとめたものです。航空機、船舶、エレベーターなどの事故では、乗務員、船員、管理者、消防・警察・海上保安庁などの指示を優先してください。